21世紀の時代を迎えて早20年以上が経過しました。この20年間においては前世紀の数倍の速さで社会情勢が変化し、新しい概念としてSDGs、カーボンニュートラルといったグローバルな視点に基づく言葉が登場し、架空の世界にのみ存在したAI技術等も一部においては実用化され、定着しつつあります。我々のビジネスにおいても、建設CALS/EC・TECRIS等のデータベース構築、GPS(GNSS)・GIS等のイノベーションはもはや一般化しており、現在においてはBIM/CIMといった3次元モデルによる建設生産管理システムの効率化・高度化や、ICT技術を活用した様々なサービスの展開といった新たな転換期真っ只中の状況であります。更には、超高齢化社会を迎えるといった我が国特有の実情を背景に、ソフト・ハード面共に徹底的な効率化が求められ、我々のドメインである社会基盤整備においても新たなイノベーションによる創造が必要となっております。
弊社においては、1965年の創業より幾多の社会情勢の変化に対応し、長年に渡り培ってきた技術力・創造力・提案力により、多くのお客様より信頼を得ており、この信頼に応え続けることが弊社の社会的責任と強く感じております。DX(Digital Transformation)時代が到来した現代においても人対人のヒューマンスキルを重んじ、一見対極的に思えるこの両者が調和することにより、弊社のビジョンである「社会基盤整備に貢献し続ける企業」であることが可能になると考えます。
これからも従業員一同、皆様からのご期待に応え続けられるように更なる努力を重ねて参る所存です。
今後とも変わらぬご支援とご鞭撻を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。